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12月 師走の会席料理

モノとコト

古くから日本人の「おもてなし」には目に見える「もの」と、目に見えない「こと」があります。接客やサービス業でおもてなしの礎といえば「心・技・体」。そして「もてなしの三味」は、人の味、料理の味、店の味。日本の伝統として、目に見えない「こと」をとても重視していますが、これがなかなか難しく、一番苦労しているところです。この目に見えない日本人の思いを十七音に込めた俳句には「モノとコト」の極意とも言える世界、季節、人情、知恵が詰まっています。

「かくれんぼ三つ数えて冬になる」

幼い頃の記憶、鬼が目をふさいでいる間、冷たい風、厳しい冬、そして孤独感 。。 寺山修司のこの俳句には、日本人特有の情感、季節(自然)に対する恐れが隠れているように感じます。 冬の寒さから逃れてタイに住んでいますと、この季節感や自然への恐れみたいなものを忘れてしまって、 便利な都会生活で、更に記憶から薄れていってしまいます。

自然の営みの中に日々生きる価値観を見いだすことの難しい時代、金銭的価値観で生きていかざるを得ない現代の生活。

今年は特に考えさせられる一年でした。さて、あっという間に年の瀬です。
今月の料理のご紹介が遅れてしまいましたがご案内させていただきます。


十二月 師走のお献立

お一人様:3,000 Baht の内容です。

- 先付 -

本日の先付け

- 八寸 -

細根大根昆布〆
あんきも
からすみ
むかごカステラ
海老西京漬
公魚南蛮漬
銀杏煎餅

- 椀 -

牡蠣真薯みぞれ仕立て
軸菜、柚子

- 造り -

日本産鮮魚盛り
妻、山葵

- 鉢肴 -

鰆セロハン焼き
海老、青唐

- 煮物 -

甘鯛小鍋仕立
大根、人参、水菜、柚子

- 揚物 -

蟹爪鹿の子揚げ
アスパラガス、割ソース

- 強肴 -

焼き白子
舞茸、橙酢

- 食事 -

牡蠣飯
香の物

- 止椀 -

赤出汁

- 水菓子 -

※献立内容は仕入れの状況により替わる場合がございますので、ご了承ください。
ご予算、目的に応じコースメニューをご用意いたしますので、お気軽にご相談下さい。