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6月 水無月の会席料理

6月は「梅雨」。地上に雨となって降り、天上では水が無くなってしまう月「水無月」?水無月の由来にも諸説あって、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月と解釈されることが多いのですが、逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」だとする説も有力なのだそうです。他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説。さらに、梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」といった解釈もされるようになって定かではありません。

ともかく6月は梅雨(つゆ)の季節です。中国では 黴 (カビ) の生えやすい時期という意味で「黴雨(ばいう)」と書きましたが、カビの月ではいかにも情緒がなく、語感も悪いですから、日本では梅の実が熟す時期の雨ということで「梅雨」と記すようになったとされています。

お正月から節分、雛祭り、桜祭り、端午の節句と忙しかった室礼(しつらい)も、六月は特に大きな催しもなく、雨を楽しみながら静かにすぎてゆきます。

衣替えの時期である6月には、初夏の食材が出回ってきます。鯵(アジ)、鮎(アユ)、梭子魚(カマス)、皮剥(カワハギ)、鱚(キス)、鱸(スズキ) などの 海の幸が旬を迎え、胡瓜、オクラ、冬瓜、トマト、新ジャガ や サクランボ、山桃、びわ、もも、メロンなどの果物も美味しく育つ時期です。 魚や野菜にとってはうれしい梅雨ですが、人間にとっては食欲が減退する季節です。 さっぱりと口当たりがよく、栄養価の高い料理をお召し上がりください。

「水無月」は雨と親しみながら穏やかに…


六月 水無月のお献立

お一人様:3,000 Baht の内容です。

- 先付 -

本日の先付

- 八寸 -

紫陽花羹 (あじさいかん)
蛙蚕豆 (かえるそらまめ)
天魚南蛮漬け (あまごなんばんづけ)
姫栄螺旨煮 (ひめさざえうまに)
蛇籠蓮根黄身寿司 (じゃかごれんこんきみずし)
沢蟹 (さわがに)
山桃 (やまもも)

- 椀盛 -

鱧吸 (はもすい)
冬瓜、新順才、梅肉

- 造り -

日本産鮮魚盛り合わせ
妻、芽もの、山葵

- 鉢肴 -

鮎並山椒焼 (アイナメさんしょうやき)
山葵辛煮、はじかみ

- 煮物 -

ベーコン柔か煮 共汁餡 (ともじあん)
新じゃが、芽キャベツ、小玉葱、人参、オクラ、木の芽

- 揚物 -

鮎湯葉揚げ
青唐、紅卸し、美味出汁

- 強肴 -

新もずく酢 とろろ芋、イクラ

- 食事 -

蟹蒸し寿司

- 止椀 -

しじみ汁

- 水菓子 -

メロン、黄桃、又はサクランボ

※献立内容は仕入れの状況により替わる場合がございますので、ご了承ください。
ご予算、目的に応じコースメニューをご用意いたしますので、お気軽にご相談下さい。