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3月 弥生の会席料理

陰暦の三月は弥生と言いますが、この言葉は「いやよい」が変化したものと考えられています。「いやよい」の「いや」は「いよいよ」とか「ますます」を意味して、そこに生(おい)という「おいしげる」を意味する、草木の芽吹くに関する言葉がくっついて出来たようです。

雪が雨に変わり、氷が溶け始め、春の息吹を感じる3月「弥生」。3月3日はご存知の通り「桃の節句(ひな祭り)」 桃の花は3月上旬では咲いていません。もともとの「雛祭り(上巳の節句)」旧暦の3月3日は、現在の4月ごろとなります。 明治6年(1873年) にグレゴリオ暦(新暦)に改暦され、旧暦で行われていた年中行事の日付をそのまま、現在の日付に置き換えてしまっていますから、ややこしくなってしまいます。(献立をたてるときも混乱します。) タイで暮らす私どもには、桜の花も桃の花も身近ではありませんので、よけい日本の季節感はあいまいになってしまいます。 旧暦の3月が桃の花の季節で、古代中国の言い伝えによると、桃の樹は鬼が恐れ、果実は仙果とされ甘く栄養に富む。種は漢方薬としても優れ、病を運ぶ鬼は寄りつけない。そんなことから「上巳の節句」に桃の霊力をとりいれた「桃の節句」とされたそうです。

「雛祭り」の献立には「貝合わせ」で知られるハマグリ「蛤吸」。このハマグリも実際には「春の大潮」がある時期(潮の干満の差がとくに大きい日で、潮干狩りの一番よい時期)が旬なので、現在の3月3日では1ヶ月程早いのです。日本料理の献立は四季を大切にしますが、暦の「春」は「立春」から「立夏」の前日までで、今の2月から4月。年中行事を優先すると実際の「旬」の季節の説明をつけがたいところですが、料理の献立は、3月から5月までを春としています。


三月 弥生のお献立

お一人様:3,000 Baht の内容です。

- 先付 -

本日の先付

- 八寸 -

三段菱芋寿司
新筍 木の芽和え
橘サーモン黄身寿司
姫さざえ
小柱ひなあられ

- 椀 -

蛤吸
花弁百合根、白髪葱、木の芽

- 造り -

日本産鮮魚盛
妻、山葵

- 鉢肴 -

相奈目白酒焼
紅白はじかみ

- 温物 -

三宝柑蒸し
白魚、穴子、梅麩、湿地
三ッ葉、銀あんかけ

- 揚物 -

桜海老真薯道明寺揚げ
たらの芽、こごみ、塩、レモン

- 酢の物 -

螢いか酢ジュレ、酢取茗荷子

- 食事 -

ばらちらし寿司

- 止椀 -

赤出汁

- 水菓子 -

※献立内容は仕入れの状況により替わる場合がございますので、ご了承ください。
ご予算、目的に応じコースメニューをご用意いたしますので、お気軽にご相談下さい。